2010年 11月 17日
オペラには無い光。
フランスを代表する二つの大建造物を改めて訪れて、
豪華という事がこれほどまでに空虚なものであるという事に改めて愕然とした。
主義主張ではなく、
もっと軽く、薄く、透明に、消えていくような姿を求めている。
それは果てしなく、遠くを見渡す事が出来る。
どんな隙間にも入いる事が出来る。
どんな場所にでも軽々と飛んでいく事が出来る。。。
そういう建築、場所、考え方に惹かれる。
今まで強く人々を引き付けていたものが、崩れ、それが元々悪であったかのように感じられるほどに、世界は浄化されてきたと言っていいのでしょうか。
空が青いのは、そこに空気やチリがある事を教えてくれるけど、
どこまでもどこまでも、曇り無く、色も無く世界が透き通って見えたなら、
どんなに恐ろしく、そして美しいのだろう。
by fumiya0501
| 2010-11-17 08:23
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